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EVENT REPORT

イベントレポート

蝶花楼桃花 「早朝寄席復活記者会見」に登壇!

2026年2月15日、上野・鈴本演芸場にて「早朝寄席」が8年ぶりに復活します。これに先立ち行われた記者会見に、落語家の蝶花楼桃花が、春風亭一之輔さん、弁財亭和泉さん、三遊亭萬都さん、鈴本演芸場の鈴木敦代表取締役と共に出席しました。

「早朝寄席」は、昭和の終わりから“二つ目の勉強会”として親しまれてきた興行です。2018年に一度その役目を終えて休止していましたが、弁財亭和泉さんの提案と鈴木社長の思いが合致し、待望の復活を遂げることとなりました。
同寄席は、運営のすべてを二つ目が自ら担うのが特徴。誘導からチケットもぎり、高座返し、太鼓、ネタ帳への記入まで行い、高座では定席でかけにくい新作や大ネタに挑戦する、まさに二つ目の研さんの場として期待されています。

発起人である和泉から相談を受けていたという桃花は、「早朝と深夜帯は、これからの寄席の新たな可能性になると考えていたところでした。姉さんから話を聞いて、それは絶対にやった方がいいと思いました」と共感したといい、「私も二つ目時代に早朝寄席でいろんなネタをやらせてもらって助けられました。ぜひ、落語協会の二つ目を応援していただけたら嬉しいです」と熱を込めました。

また、早朝寄席の思い出深いエピソードを問われると、桃花は「兄さん方が寝坊してなかなか来ないというハプニングは多々ありました。私たち落語家にとって朝10時はものすごく“早朝”なんです(笑)」と当時を振り返り、会場の笑いを誘う場面も。
早朝寄席の主役である二つ目に対しては、「勝負したいネタをバンバン披露して、すべろうが失敗しようがそれが経験になるので、思う存分挑戦してほしいです」と、かつての自分を重ねるように熱いエールを送りました。

来年2月15日からの早朝寄席復活に先駆けて、2月8日(日)に落語協会理事である五明樓玉の輔さん、入船亭扇辰さん、古今亭菊之丞さん、春風亭一之輔さんが出演する「復活記念早朝寄席」の開催も決定しています。

是非ご注目ください!

<復活「早朝寄席」開催概要>
2026年2月15日より毎週日曜日開催
 開場 9:30 開演 10:00 終演 11:20予定
 場所 鈴本演芸場
 出演 落語協会二つ目4名
 木戸銭 1000円(当日券のみ/自由席)
 詳細:落語協会HP(https://www.rakugo-kyokai.jp/)

(2025/12/17)

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