蝶花楼桃花 一日警察署長として「丸の内地域安全のつどい」に参加!
10 月11日~20日の期間にわたって開催中の「全国地域安全運動」に伴い、警視庁丸の内警察署が主催するイベント「丸の内地域安全のつどい」が実施され、一日警察署長として落語家の蝶花楼桃花が参加しました。
ステージに登壇した桃花は、「署長の制服を着ていないので、署長らしくないかもしれませんが、一生懸命に務めさせていただきますので、宜しくお願いいいたします!」と張り切って挨拶。
自己紹介として、落語界の階級制度に触れた桃花は、「見習い、前座、二ツ目、真打・・・ご臨終!」と掴みから笑いを取り、「今日の私のマックスでございますが、大丈夫ですか?」と呼び掛けて会場を盛り上げました。
この日は、拍子木のような楽器を操りながら踊る伝統芸“かっぽれ玉すだれ”を披露することに。
そのまくらとして、入門当初からの自身のキャッチフレーズである「ポスト宮﨑あおい」の由来や、小学校低学年の生徒を前に披露した学校寄席で心が折れたこと、海外公演帰りの空港での手荷物検査場で披露した“かっぽれ玉すだれ”のことなど、様々なエピソードを披露し、会場は笑いに包まれました。
自身のトークで会場が温まる中、手拍子にのって“かっぽれ玉すだれ”を披露しました。
その後は、防犯トークショーに参加。「特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害防止」をテーマに、被害に遭わないために気を付けるポイントなどを確認しました。
実際の詐欺電話の音声を聞いた桃花は、「専門用語がたくさん出てくるので、信頼してしまう口ぶりですね。言葉を生業にしておりますので、そういうところを聞いてしまいますが、自信を持って喋っているのが怖いなという印象でした」と感想を伝えました。
“警視庁から他の県警に電話を転送することはない”、“警察では捜査でLINEなどを使うことはないし、事件専用のLINEも存在しない”ことなどを確認。
詐欺事件のニュースなどを普段チェックしない20~30代が多く詐欺の被害に遭っているということで、桃花は「知識が必要なんだなと思いました。今日皆さんも知識をお持ち帰りいただいて、詐欺に引っかからないようにアンテナを張っていただくことが重要だと思いました」とコメントしました。
最後に、一日警察署長を務めたことに対する感謝状と記念品の贈呈が行われ、笑顔で会を締めくくりました。
(2025/10/16)