4月6日に開幕する舞台「『GOOD』-善き人-」の初日前会見が世田谷パブリックシアターにて行われ、本作に出演する野波麻帆が、共演する佐藤隆太さん、萩原聖人さん、藤野涼子さん、北川拓実さん、那須佐代子さんとともに登壇しました。

 

C・P・テイラー氏の戯曲をリバイバル上演しイギリス演劇界を席巻した本作。

舞台はヒトラー独裁が進む1930年代のドイツ。自身の意思と関係なくナチスに取り込まれて、社会の荒波に飲まれていく平凡な男が、果たして“善き人”でいられるかを問う物語。

野波は、主人公ジョン・ハルダー（佐藤隆太さん）の妻《ヘレン》を演じます。

 

ステージに登壇した野波は、「本当に楽しかったというという言葉が一番に出てきます」と稽古を振り返りつつ、「台本を読んだときは重い作品だと思いましたが、稽古場に入ったらどんどん見える景色が変わっていきました」と変化した作品の印象を語りました。

また、稽古を通して良いチームワークを築けたようで、「共演者の皆さんも演出の長塚圭史さんも、みなさんチャーミングな方たちばかりなので、そういう方たちと一緒にお芝居をつくるとこんな素敵な景色になるのか、という発見もあって面白かったです」とカンパニーの魅力を伝えました。

 

そして、タイトル「善き人」にちなみ、自身にとっての“善き〇〇”を紹介することに。

野波は「善き体」と回答。「今回稽古中に体調不良で皆さんにご迷惑を掛けてしまったので、善き体をつくるために4月は頑張りたいです！」と公演を乗り切る体づくりを宣言しました。

 

舞台「『GOOD』-善き人-」は、2024年4月6日開幕です。

是非劇場でご覧ください！

 

＜公演概要＞

2024年4月6日（土）～21日（日）／世田谷パブリックシアター

2024年4月27日（土）～28日（日）／兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

 

（2024/4/5）