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イベントレポート

上白石萌音 映画『夜明けのすべて』同僚参加限定試写イベントに登壇!

2月9日に全国公開となる映画『夜明けのすべて』の同僚参加限定試写イベントがTOHOシネマズ日比谷にて行われ、本作で主演を務める上白石萌音が、同じく主演の松村北斗さん、メガホンを取った三宅唱監督とともに登壇しました。
 
本作は、2019年に本屋大賞を受賞された瀬尾まいこさんの原作小説を映画化した作品です。月に一度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を抱え生きる気力を持てない山添孝俊(松村さん)のふたりが、職場の人に支えられながら、恋人でも友達でもない同志のような特別な関係性で、お互いを救い合う物語です。

ステージに登壇した上白石は、「今日は仕事のことを忘れて…と言いたいところですが、お隣に同僚がいたら仕事のことは忘れられないと思いますので、仕事のことを強烈に意識しながら楽しんでくださいね!」とユーモア交じりに挨拶しました。

本作は“栗田科学”という職場を舞台に、生きづらさを抱える山添くんと藤沢さんが特別な関係を紡いでいく物語ということで、理想の職場について聞かれた上白石は、三宅監督の現場を「理想の職場」として挙げ、「“ありがとう”という言葉が飛び交う現場はいいなと。三宅組がそうでした。監督がいっぱい“ありがとう”を言う方で…」と回想し、「ずっと一緒に仕事をしていると、やってもらって当たり前という感覚が生まれがちだけれど、してもらったことに対して毎回“ありがとう”と言える素敵な温度と距離感の職場は凄くいいと思う。私も“ありがとう”と言っていきたい」と刺激を受けた様子でした。

また、「価値観を変えてくれた存在」の話題に。上白石は一線で活躍する大先輩からの「僕は満足したことがない」という言葉を金言にしているようで、「あんなに素晴らしい方も満足していないというのは、いまだに私の心の支えです。私が満足していなくて当然だと思えましたし、満足しない自分はこれでいいと、張り切って苦しむようになったきっかけの言葉です」と明かしました。

さらに、「仕事に対するモチベーションの上げ方」について聞かれると、上白石は「モチベーションが上がらない日は、上げません」と断言。「上げないまま準備してそのまま家を出ます。どこかで上がる瞬間は必ず訪れるので、ギリギリまで温存。必要に駆られたら上がるだろうから自分では上げません。それでどうにもならないときは口角だけを上げます」とマイペースに語りました。そんな上白石は「初対面の相手との距離の詰め方」について、「私は心配性なので、初対面の方とお会いする前にウィキペディアで調べます。出身地が一緒ではないか?誕生日が近くないか?と会話の糸口を探します」と入念な下調べをしていることを明かしました。

また「仕事で感じる一番の幸せ」について、上白石は「褒められることです。信頼している人に褒められたり、自分がいないところで褒められたという話を聞かされたりするのが一番幸せです(笑)」と率直に語り、会場の笑いを誘いました。

最後に、「栗田科学は理想的職場です。観てくれた皆さんも、映画を観終わった時にはどの職場も栗田科学のようになりえると思ってもらえるはずです。人の心の優しさは素敵な輪っかを作っていくものだという映画になっているので、それを受け取っていただきたいです」と呼び掛けて、イベントを締め括りました。

映画『夜明けのすべて』は、2月9日(金)より全国公開です。
是非ご注目ください!

(2024/2/1)

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