水嶋凜が出演するミュージカル「ザ・ミュージック・マン」が、4月11日に日生劇場にて開幕しました。

本作は、1957年にブロードウェイで初演され、トニー賞最優秀ミュージカル賞他5部門とグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞しロングラン上演を記録。1961年にはウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化され大ヒットを記録しました。欧米では言わずと知れたブロードウェイの名作ミュージカルが、日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾ります。

物語の舞台は、1912年の夏。マーチングバンドの先生のふりをして大量の楽器・制服などを売りつける詐欺師のハロルド・ヒル（坂本昌行さん）は、アイオワ州のリバーシティという田舎町でも詐欺を働こうと画策。町民たちが次々と彼に騙されていく中、図書館の司書でありピアノ教師でもあるマリアン（花乃まりあさん）は彼が怪しいことを見抜き、ハロルドの素性を明かそうと証拠探しに奔走。そんなことを知らないハロルドは、マリアンに想いを寄せ自宅まで訪問すること。内向的で吃音症のあるマリアンの弟・ウィンスロップを、ハロルドが助けようとする姿を見て、マリアンはハロルドの過去を暴くのをやめることに。しかし、ハロルドにとって過去に因縁のあったチャーリー（藤岡正明さん）が町にやってきた。このままではいられないと悟ったハロルドは、マリアンに自分の本性を明かそうと決意するが―。

水嶋は、町長の娘《ザニータ・シン》を演じます。また、東宝芸能からは、水嶋のほか、今野晶乃が出演しています。

＜水嶋凜 初日を迎えるにあたってのコメント＞
今回私が演じさせていただくザニータというキャラクターは今まで演じたことの無い濃ゆい濃ゆいキャラクターで、彼女になりきるために自分の中にある大人しさの殻のようなものを何枚破ればいいのか常に迷走していました。それでもいつも新鮮な気持ちで挑ませてくれる彼女のキャラクターがどんどん好きになって、今では毎回どんな感情にさせてくれるのだろうとワクワクしています。彼女の天真爛漫さ、愉快さ、正直さで、皆さんをこの愉快でまっすぐな世界観にどんどん引き込めますように。

＜公演概要＞
2023年4月11日（火）～5月1日（月）／日生劇場
2023年5月6日（土）・7日（日）／御園座
2023年5月13日（土）～15日（月）／梅田芸術劇場メインホール
2023年5月20日（土）・21日（日）／静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
2023年5月26日（金）～28日（日）／博多座

（2023/4/11）