12月25日に開幕したリーディングシアター『キオスク』の囲み取材が行われ、本作に出演している一路真輝が登壇しました！

本作は、オーストリアの人気作家であるローベルト・ゼーターラー氏の青春小説をリーディング形式に構成した日本初演舞台。ナツスドイツ台頭時代のウィーンを舞台に、母の元を離れ、キオスクの見習店員として働き始めた１７歳の少年フランツの想いと歩みを、美しく切なく描いた物語。
一路は、主人公フランツの母役を演じています。

この日の囲み取材では、主演の末澤誠也さん、演出の石丸さち子とともに登壇。
石丸さんのファンで、ご一緒することが念願だったという一路は、「とても丁寧につくってくださったり、いろいろな提案をしてくださったりして、今までと違う自分を見つけられるような気がします」と感想を語りました。

また、主演の末澤さんについては、「初めてお会いしたときから、とにかく真っ直ぐで純粋で、台本をもらったときから、フランツにぴったりだと思いました。私たちが稽古に入ったときには、既に末澤さんのフランツができあがっていて…本番も本当に楽しみです」と共演した印象を明かしました。

最後に、「石丸さんの演出で、末澤さんがフランツを演じるということで、ものすごく立体的な世界が出来上がっています。17歳の少年の波乱万丈な生き方は、言葉では伝えきれないものがあります。現代を生きる若い方たちも、この時代に生きていたらこんな運命だったのかなと考えてみていただけたらと思います」と、見どころとメッセージを送り、締めくくりました。

リーディングシアター『キオスク』は、12月29日（日）まで東京芸術劇場シアターイーストにて上演。その後、2020年1月18日（土）・19日（日）に兵庫県立芸術文化センターにて上演です。
ぜひ劇場へお越しください！

（2019/12/25）