SEARCH

閉じる

カテゴリー

EVENT REPORT

イベントレポート

宮本信子 第76回毎日映画コンクール 表彰式に登壇!

第76回毎日映画コンクール表彰式が、東京・めぐろパーシモンホールにて開催され、田中絹代賞を受賞した宮本信子が登壇しました!

毎日映画コンクールは、1946年に、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞です。第76回では、2021年1月1日~12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品が対象となっています。

宮本が受賞した、田中絹代賞は日本映画界を代表する女優として、多大な功績を残した女優・田中絹代さんを記念した賞で、1985年に創設されました。

田中絹代さんの出身地でもある山口県・下関市の前田晋太郎市長から盾を受け取った宮本は、まずコロナ禍によって2度の公開延期など、様々な苦難を乗り越えて公開された、山田洋次監督『キネマの神様』について、「山田監督とは50年ぶりに再会しました。最初のシーンは雪が降るシーンでした」と、振り返り「スタジオに入りますと、スタッフの皆さんが懸命に準備をしていました。久しぶりに(現場の)空気、雪から匂いを感じました。映画って素晴らしい! と思いました」と、撮影当時の現場での思いを明かしました。

俳優人生60年を迎え、数々の作品に出演してきた宮本は、「たくさんの役を演じたので、“もうそろそろいいかしら”と、思うことも少しありました(笑)」と発言するも、「でも、この賞をいただいたて、田中絹代さんから“あなた、もう少し頑張りなさいよ”と、仰っていただいているような気がしています。宮本もう少し頑張ります。本日はありがとうございました!」と感謝の想いを語りました。

表彰式の後に行われた、囲み取材で引退について真意を問われると、「辞めるつもりはありません。もちろんありませんよ(笑)」と、前置き。「これからどんなことができるかしら? どういう仕事があるのかしら? とか、おもしろい仕事に巡り合えるかしら? とか、いろいろ考えますよね。そういった時に、ピッタリするものにひとつでも巡り合えたらいいなと思います」と、改めて今後の俳優人生に前向きな様子を見せました。

また、今後の目標について「いただいた企画書や台本を受け取って、机の上に並べると、まだまだ、私にも役があるんだな。まだ求められている、認められているということが、どれだけ幸せなことか」と、感謝。「そういったことを大切にして、ひとつひとつの仕事を全力で積み重ねていきたいと思っています」と話し、イベントを締めくくりました。

いつも応援くださっている皆さまありがとうございます!

(2022/02/15)

一覧へもどる