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EVENT REPORT

イベントレポート

髙嶋政宏 いのうえ歌舞伎「神州無頼街」製作発表に登壇!

撮影:田中亜紀

2022年3月に開幕する、いのうえ歌舞伎「神州無頼街」製作発表が1月25日に行われ、本作に出演する髙嶋政宏が、福士蒼汰さん、宮野真守さん、松雪泰子さん、演出担当:いのうえひでのりさんと共に登壇しました!

いのうえひでのり氏が、歌あり踊りあり立ち回りあり、そのすべてをショーアップさせて創り上げる、“王道”いのうえ歌舞伎最新作となります。作:中島かずき氏によって、これまでいのうえ歌舞伎では取り上げなかった題材を用いて、摩訶不思議な世界が描かれます。

髙嶋は、謎に満ち満ちた身堂一家の大黒柱・身堂蛇蝎(みどうだかつ)を演じます。
舞台は、幕末の駿河国の清水湊(しみずみなと)。
清水湊に訪れた、陽気でお調子者の口出し屋:草臥(宮野真守さん)と、評判の良い町医者・秋津永流(福士蒼汰さん)が出会い、謎に満ちた侠客夫婦・身堂蛇蝎(髙嶋)、麗波(松雪泰子さん)に戦いを挑む、幕末伝奇活劇です。

はじめに髙嶋は、「昨日は、興奮して寝られませんでした!新感線に出演するのが夢だったんですよ!」と興奮した様子で話し、「20~30年前ほど前から観ていますから…ずっと出演したかったです!」と続け、「今日初めて言いますが、実は今まで2回チャンスがありました。1回目は、デビュー当時だったのですが、(作品を)掛け持ちするという概念がありませんでした。2回目は、一度断ったにも関わらず、声をかけていただいて嬉しかったのですが、とあるミュージカルと被っていたため、出演が出来ませんでした。ですから、この場に立てるだけ嬉しいです」と、声を弾ませました。

念願叶い、新感線に出演することになった髙嶋は、稽古段階からテンションが上がっていたようで「初めての稽古の時、いのうえさんに動きを付けていただくのですが、嬉しくて、ずっといのうえさんの動きに付いて行っていました!」と、振り返りました。
髙嶋とともに夫婦を演じる松雪さんは、稽古場で一緒に過ごす時間が長いことについて「大丈夫です。見守っていきます」と、答えると「松雪さんに“大丈夫です”と言っていただければ、何でも大丈夫です」と、安堵した表情を見せました。

そして、終始、和やかな空気が流れる製作発表の最後に、髙嶋は、松雪さんに新感線初出演にあたりアドバイスをいただいていたことを明かし、「ふたりはどんなアドバイスをくれるのかな?」と、福士さん、宮野さんに不敵な笑みを浮かべながら話を振ると宮野さんは、「本読みの時点から飛び抜けていましたので…」と応えると、髙嶋はすかさず「でもね、一幕の本読みが終わった後に、宮野さんが“いやぁ~濃いですね。でも、もう少し濃くても良いかな”」と、話したことを明かすと、宮野さんは「言ってないですよ!(笑)」と、苦笑いを浮かべました。

最後に髙嶋は、「遂に、超時空奇想天外な本物の活劇が開幕します!ぜひ劇場へお越しください」と、メッセージを送りました。

いのうえ歌舞伎「神州無頼街」は、大阪・オリックス劇場を皮切りに、静岡・富士市文化会館ロゼシアター大ホール、東京・東京建物Brillia HALLにて上演予定です!

撮影:田中亜紀

(2022/01/25)

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