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イベントレポート

斉藤由貴 映画『最初の晩餐』公開記念舞台挨拶に登壇!

映画『最初の晩餐』が公開されたことを記念して、11月2日(土)に新宿ピカデリーにて舞台挨拶が行われ、本作に出演する斉藤由貴が登壇しました!

父の通夜で、突然仕出し屋をキャンセルし、目玉焼きをはじめ父の思い出のレシピを次々とふるまう母。父との時間が蘇り、家族も知らなかった秘密が浮き彫りになっていき―。家族がもう一度“家族になる瞬間”を、通夜から葬式にかけてたった一日で紡がれていく物語。斉藤は、一家の母・東アキコ役を演じています。

この日の舞台挨拶では、斉藤のほか、染⾕将太さん、⼾⽥恵梨⾹さん、永瀬正敏さん、森七菜さん、楽駆さん、そしてメガホンを取った常盤司郎監督が登壇しました。
はじめに、斉藤は「この舞台挨拶が終わったら、ぜひ帰り道で美味しいものを食べて、温かい気持ちで帰っていただけたらと思います」と挨拶。

撮影を思い返し、斉藤は「出演者の中では、私が最初から最後まで一番関わることになった役なので、とても感謝しています」とコメントしつつ、「携わったキャストやスタッフの皆さんとは、心が通じるものがあって、素晴らしい空間を共有できたことが幸せです。それぞれの俳優の皆さんのお芝居は嘘がなくて、自分の思うところや立ち位置がはっきりと表れていて、素晴らしい経験をさせていただきました」と語り、充実した撮影だったことを明かしました。

子役たちとの共演については、「撮影中は緊張した空気が漂うんですが、劇中では美味しい食べ物がたくさん出てきて…その時は役柄を少しはみ出して、みんなはしゃいでいるんです。それを見ていたら、微笑ましくて幸せな気持ちになりました」とエピソードを披露しました。
大人になった娘役の戸田さんとは、撮影の合間にも餃子を食べたようで、戸田さんは「すごく美味しくて…撮影ではない時間で、お母さん(斉藤)と一緒にこうした時間を過ごせているというのが、すごく贅沢で幸せな時間でした」と語ると、斉藤も「一緒に写真も撮ったりして、楽しかったですね!」と笑顔を見せました。

そして、タイトルにもある“晩餐”にちなみ、人生最後に誰と何を食べたいかをフリップで紹介することに。
大きな桃の絵を描いた斉藤は、「最初は味噌汁が思い浮かんだんですけど、温かくて切なくなってしまうので…」と語りつつ、「大切な人と一緒じゃなくて、私ひとりで、桃みたいにさっぱりした美味しいものを食べながら、後味なくしていきたいと思いました」と想いを披露しました。

映画『最初の晩餐』は全国劇場にて公開中です。
ぜひ劇場でご覧ください!!

(2019/11/2)

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