SEARCH

閉じる

カテゴリー

EVENT REPORT

イベントレポート

上白石萌音・山崎紘菜 映画『スタートアップ・ガールズ』完成披露上映会に登壇!!

スタートアップをテーマにした映画『スタートアップ・ガールズ』の完成を記念して、8月22日(木)にTOHOシネマズ日比谷にて完成披露上映会が行われ、本作でW主演を果たす上白石萌音と山崎紘菜が登壇しました!

本作は、ITと医療で起業を目指す超自由人な大学生・小松光(上白石萌音)と、大企業に勤め起業家への投資を担当する超安定志向の女性・南堀希(山崎紘菜)の正反対なふたりがタッグを組み、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして突き進んでいく姿を描いた物語。ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが歌う主題歌「スリープ」は、アーティストのXAIが挿入歌としても歌唱しており、劇中の印象的な場面で流れます。

この日の舞台挨拶では、W主演を務めた上白石萌音・山崎紘菜のほか、山本耕史さん、メガホンを取った池田千尋監督、主題歌を担当したASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん、喜多建介さん、そして主題歌を共作したFEEDERのグラント・ニコラスさんが登壇しました。

はじめは、“スタートアップ”という言葉に馴染みがなかったという2人でしたが、上白石は「知っていくにつれて魅力的な世界で、それを映画にするというのは革新的だなと思いました」とコメント。山崎も、「学生さんや若い方でも起業できるというのは、未知な世界との遭遇でした。大きな世界の扉の前に立たせてもらったような気持ちで…プレッシャーもありましたが、そこに挑んでいくワクワク感がありました」と新鮮な想いを感じた様子でした。

山本さんからは、「現場では彼女たちの情熱みたいなものを感じて…僕もいつの間にかエネルギーを受ける側になっていて、それが役とリンクしていました。今回ふたりと向かい合えてよかったですし、僕はすごく勉強になりました」と称賛されると、ふたりは照れ笑いをしながら、「(そのお言葉)全て山本さんにお返しします!」「現場を率先して盛り上げてくださったのは山本さんでした!」と恐縮しきった様子でした。

上白石が演じる自由奔放な光と、山崎が演じる安定志向な希、自分ならどちらのタイプかという話題に。
ふたりは自身を希だと即答!山崎は「私は“普通”だなと思いますし、天才肌ではなくてコツコツタイプです」とコメント。上白石も「3週間前までは光と思っていたんですけど(笑)よく考えたら、一歩を踏み出せないし、思ったことも言えないし、校則も破ったことないし…堅実な部分があるなと。光を演じて、私も思い切りいろいろと挑戦してみようかなと思いました」と刺激を受けたことを明かしました。
そんな中、池田監督はふたりに光の一面を見出したようで、「萌音ちゃんはお芝居しているときは完全に光で、ものすごく飛び跳ねるパワーを持っているんです。紘菜ちゃんは石橋を叩いているようで、ある時突然『もういいや!』って感性で動いている時があるんです」と思いがけない面を教えられ、ふたりは驚いた表情を浮かべました。

そして、この日は特別ゲストとして、主題歌「スリープ」を手掛けられたASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん、喜多建介さん、FEEDERのグラント・ニコラスさんが登場!
劇中の光と希によるカラオケシーンでは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの名曲「リライト」を、酔っぱらってやさぐれ状態で、声を張り上げながら熱唱していて、ふたりは「申し訳ございませんでした!!」と深々とお辞儀をしながらも、上白石は「生まれて初めて人前で音程を気にしないで歌いました。私たちの背中を押してくれる曲でした」とコメント。山崎も「役柄的に、光に振り回され、上司にもプレッシャーを与えられ…そのモヤモヤをあのシーンで発散できて気持ちよかったです!」と息抜きになったことを明かしました。
「リライト」熱唱シーンの歌唱採点について、喜多さんから80点と高得点を獲得!本家の後藤さんが「僕も自分で歌って80点くらいしか出ないので、高い得点ですよ!」とフォローすると、会場は笑いに包まれました。

さらに、“スタートアップ”にちなみ、スタートするならどんなことにチャレンジしたいか聞かれ、山崎は「アジカンさんや萌音ちゃんの前で言うのは恥ずかしいんですけど…劇中でバンドマンの役をやってみたいです!」と夢を語りました。上白石は「タピオカの次はバナナジュースがくると聞いたので、バナナジュース屋さんをやってみたいです」とまさかの珍回答に会場から笑い声が聞こえ、「恥ずかしくなってきた。やっぱりやめます!」と慌てて撤回すると、山崎は「えっ、やろうよ!私、バナナ用意するよ」と便乗し、ふたりの連携プレーが垣間見えました。

最後の挨拶では、山崎は「扱っているテーマはスタートアップですが、私は青春映画だと思っています。真剣に人とぶつかったり、無我夢中で何かを追いかけたり…眩しい光と希を感じて頂けたらと思います。強烈なキャラクターや音楽など、良い化学反応がおきている映画になっています」とアピール。
上白石は「はじめは、起業は一握りの天才だけがするものだと思っていましたが、何も特別なことじゃなく、普段の生活の中で小さな引っ掛かりを見つけて育てることが大事だなと思いました。皆さんも、この映画を観て、何かを始める一歩にしていただけたら本望です。エンドロールの最後まで、心ゆくまで楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送りました。

映画『スタートアップ・ガールズ』は9月6日(金)より全国公開です!
ぜひお楽しみに!!

(2019/08/22)

一覧へもどる