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EVENT REPORT

イベントレポート

長澤まさみ 映画『すばらしき世界』プレミア上映イベントに登壇!

2月11日より全国公開となる映画『すばらしき世界』のプレミア上映イベントが都内会場にて行われ、本作に出演する長澤まさみが、主演の役所広司さん、仲野太賀さん、西川美和監督とともに登壇しました!

本作は、数多くの映画賞を受賞している西川美和監督の最新作で、第56回シカゴ国際映画祭の観客賞と役所広司さんが最優秀演技賞を受賞しました。
直木賞作家・佐木隆三さんのノンフィクション小説『身分帳』が原作。殺人の罪を犯し人生の大半を刑務所で過ごした末、刑期を終えて再び歩み始めた主人公の男・三上の数奇な人生を通して、人間の愛おしさや痛々しさ、社会の光と影をあぶり出した問題作です。
長澤まさみは、出所後まっとうに生きようとする三上に近づき、番組のネタにしようと画策するTVプロデューサーの吉澤を演じています。

ステージに登場した長澤は、「この映画は、自分が普段思っている何かモヤモヤした晴れない気持ちを、どこか救ってくれるような作品です」と魅力を伝えながらも、「たくさんの方に届いて欲しいと思いつつ、このような状況なので、なかなか映画館に足を運ぶのも大変かと思います。無理のないように鑑賞してください」と呼びかけました。

撮影時は緊張していたという長澤は、「ドライで鋭いキャラクターだったので、緊張に負けないようにしなきゃと思ったら、余計に緊張してしまって…あまり記憶がないんです(笑)」と笑みを見せつつ、「撮影の合間に、役所さんと太賀さんの3人でお話させていただいて、それがとても楽しかったです」と撮影現場を振り返り、「西川監督の作品に私が出演していることも不思議なくらいで…良い時間を過ごさせてもらいました」と感謝の気持ちを語りました。

最後に、「劇中の台詞にもありますが、生きづらさを感じている方はたくさんいらっしゃると思います。自分の考え方ってこれでいいんだろうかと疑問に思ってしまうこともありますが、同じように感じている人もいるんだって共感をもってもらえる作品だと思います。観終わった後に、温かい気持ちになります。それが人の温かさなのか、自分が感じていたことが救われた時の温かさなのか…人それぞれ違うと思いますが、そうやってこの映画から何かを感じていただけたらと思います」とメッセージを送り締めくくりました。

映画『すばらしき世界』は2月11日より公開です。
ぜひご覧ください!

(2021/1/21)

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