一路真輝 舞台「キオスク」囲み取材に登壇!

撮影:引地信彦
12月5日(金)にパルテノン多摩 大ホールで上演がスタートする舞台「キオスク」の開幕に先立ち、囲み取材が行われ、本作に出演する一路真輝が、共演する一色洋平さん、石黒賢さん、山路和弘さん、壮一帆さん、そして演出を手掛けた石丸さち子さんと共に登壇しました。
本作は、ナチスドイツが台頭するオーストリアのウィーンを舞台に、ウィーンのキオスク(タバコ店)で働くことになった17歳の青年フランツの、さまざまな大人たちとの交流や初恋を通じた波乱の成長を描く物語です。
一路は、青年・フランツの母を演じます。19年のリーディング公演、21年の戯曲版日本初演に続いて、今回で3度目の出演となります。
一路は、「最初の公演の頃に『見つけた!』と思いながらもちょっと迷っていた部分が、3度目にしてやっと自分の中でしっくりきている気がします」とコメントし、出演を重ねる喜びを語りました。
今回の公演では、舞台美術が大きく変わっていることに触れ、「本当に綺麗なんです。母は別の場所にいながら息子を思っている、その雰囲気が本当に素敵です。クリスマス前に絶対に観ていただいて、心を温かくしていただきたいたです」と紹介。さらに、「あの時代は、『メリークリスマス』という言葉を言えることが貴重で、無事にクリスマスを過ごし新年を迎えられるか分からない時代の人たちの『メリークリスマス』の言葉に、泣きそうになってしまうんですね。それを是非体感していただきたいです」と期待を寄せました。
そして、フランツを演じた一色さんについては、「(本公演は3度目の出演なので)3人目の息子です(笑)それぞれ魅力的でしたが、洋平くんは今までの息子の3倍くらい動いていて躍動感があります」とコメント。「フランツが毎回変わるので、私たちも自然と変わらせていただけます」と話し、本公演でも新鮮な気持ちで臨めていることを明かしました。
是非、劇場でご覧ください!
<公演概要>
2025年12月5日(金)~12月10日(水)/パルテノン多摩 大ホール
(2025/12/4)