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イベントレポート

浜辺美波 映画『ほどなく、お別れです』完成報告会に登壇!

2026年2月6日に全国公開となる映画『ほどなく、お別れです』の完成報告会が都内会場にて行われ、本作で主演を務める浜辺美波が、共演する目黒蓮さん、森田望智さん、鈴木浩介さん、永作博美さん、夏木マリさん、そしてメガホンを取った三木孝浩監督と共に登壇しました。

「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作である長月天音さんのデビュー作「ほどなく、お別れです」の映画化となる本作は、葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す感動の物語です。
浜辺は、亡くなった方の声を聴くことができる能力を持つ、新人葬祭プランナー《清水美空》を演じます。

ステージに登壇した浜辺は、「お話をいただいたときに、脚本を読みながら泣いてしまったことを覚えています」と本作の最初の印象を語りつつ、「でも実際に現場で、故人様とご遺族の皆様と美空として対峙したときに、どれくらい自分の感情が動くのか想像がつかなくて。そんな作品にぜひ挑戦してみたいと思いました」とオファーを受けた時の心境を語りました。

浜辺が演じる美空は、亡くなった方の声を聴くことができるキャラクターということで、「とても難しい役だなと思っていました」と率直な思いを吐露しながらも、「故人様が最後に残したい気持ちや感謝の思い、ちょっとした後悔だったり、その表情をしっかりと対峙して見ることができ、それをご遺族様に伝えることができる役割というのは、とても恵まれているしやりがいがあるなと感じました」と美空に寄り添いながらの撮影だったことを明かしました。

目黒さんは納棺師としての顔を持つ漆原を演じるにあたり、他の仕事の合間にも練習に励んでいたようで、それを見ていた浜辺は「純粋に所作が本当に美しいなと思いました。(他のお仕事で)ヨーロッパから帰ってきてそのまま納棺の練習をしに来られていて、本当にすごいなと。漆原と同じで、背中で見せてくださったように思います」と役柄と同様に絶大な信頼を寄せていました。
一方で、目黒さんは浜辺について「僕が練習をしているときに、美空が座っているであろう位置で正座をしてずっと見ていてくださって、そういうところからも美空と漆原の関係性が築けたような気がします。本読みの段階で既にしっかり美空を作ってきていて、そういった姿勢も素晴らしかったです。浜辺さんの作品にかける思いが伝わりました」とコメントし、互いにリスペクトし合っている様子でした。

また、祖母役を演じられた夏木さんからは、「浜辺さんのお芝居に向かう姿勢を学ばせていただきました。難しい役ですが、気持ちに沿ってそれを豊かにいかに表現するかを悩みながらも真摯に取り組む姿が素晴らしいです」とお褒めの言葉をいただくと、恐縮そうな様子を見せていました。

さらに、三木監督からは、浜辺と目黒さんについて、「この世代で一番浮ついていないナンバー1の女優俳優だと思うくらい。葬祭プランナーと言う役どころは、生と死の狭間で別れを見送る役目なので、この落ち着いた二人に演じていただけて本当に良かったです」とコメント。それを受けて、浜辺は笑顔でガッツポーズを見せて会場を和ませていました。

そして、ひと足先に本作を観て誰を思い浮かべたかと聞かれると、浜辺は「おばあちゃん、おじいちゃん子だったので、祖父母を思い浮かべました。あとは、大好きな愛犬2匹です。実家にもちゃんと帰りたいなと思いながら、帰路につき、愛犬たちを抱きしめました」と愛おしい存在を明かし、目を細めていました。

最後に、「本当に素敵な作品になっていて涙が込みあげました。故人様が遺族の皆様を思う気持ち、遺族の方が故人様を思う気持ち、そして葬祭プランナーたちが素敵な区切りになるようなお葬式にしたいと思う気持ちなど、人を思う気持ちって改めて尊いものだなと感じる作品です。皆様のもとに今作が届くことがとても楽しみです」とメッセージを送り、会見を締め括りました。

映画『ほどなく、お別れです』は、2026年2月6日全国公開です。
是非お楽しみに!

(2025/11/20)

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