齊藤京子 映画『恋愛裁判』ジャパンプレミアに登壇!
2026年1月23日に全国公開となる映画『恋愛裁判』のジャパンプレミアが、第38回「東京国際映画祭」のプログラムの一貫として行われ、本作で主演を務める齊藤京子が、共演する仲村悠菜さん、小川未祐さん、今村美月さん、桜ひなのさん、そしてメガホンを取った深田晃司監督と共に登壇しました。
本作は、「元アイドルの女性に賠償命令」が言い渡された実際の裁判に着想を経て、日本独自のアイドル文化と暗黙の「恋愛禁止ルール」に鋭く切り込んだ話題作です。第78回カンヌ国際映画祭ではカンヌ・プレミア部門正式出品を果たし、世界最速となる公式上映を実施。現時点で10以上の映画祭への出品がされ、世界中からの関心が寄せられています。
第38回「東京国際映画祭」においては、世界の国際映画祭で脚光を浴びた話題作が扱われる【ガラ・セレクション部門】に正式出品。この日は日本で初上映となりました。
齊藤は、本作で主人公《山岡真衣》を演じます。アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターで、恋愛禁止ルールを破ったことで所属事務所から訴えられる女性の役です。
真っ赤なドレスを身にまといステージに登壇した齊藤は、「ひとりの女性の人生を考えさせられるような、ひとつのドキュメンタリー映画を観ているような感覚になりました」と作品の感想を伝え、「日本では初上映ということで、私も今日はとても楽しみにしていました。最後まで楽しんでください!」と笑顔で挨拶しました。
齊藤は、脚本を読んだ時点で本作に心惹かれたようで、「シンプルに物語がすごく面白くて、“この映画に出たい!”とまず思いました」とコメント。昨年までアイドルグループに所属していた齊藤にとっては、自身が演じた真衣に共感できる部分も多かったということで、「アイドルに対しての思いや、グループへの思いやりにすごく共感しました。絶対に“山岡真衣”を演じたいと強く思いました」と作品への並々ならぬ想いを語りました。
最後に、「劇中のグループではありますが、アイドルを卒業してからまたこうしてグループを結成できたことが本当に嬉しくて。このグループが本当に大好きで、みんなのクランクアップのときに号泣してしまいました。またどこかで活動できたらいいなと思うくらいで、その思いが映画の中に反映されています」と劇中グループへの愛を語りつつ、「本作は、暗黙の了解としている日本の“アイドルの恋愛禁止ルール”を題材としている物語ですが、アイドルパートは重くはないので、気負いせずにこのグループの仲の良さを微笑ましく観ていただけたらと思います」とアピールし、舞台挨拶を締めくくりました。
是非劇場公開をお楽しみに!
(2025/10/28)
