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EVENT REPORT

イベントレポート

長澤まさみ 映画『おーい、応為』公開御礼舞台挨拶に登壇!

全国で上映中の映画『おーい、応為』の公開御礼舞台挨拶がTOHOシネマズ新宿にて行われ、本作で主演を務める長澤まさみが、共演する永瀬正敏さんと、メガホンを取った大森立嗣監督と共に登壇しました。
江戸時代を代表する浮世絵師であり、日本国内のみならず海外で最も有名な芸術家の一人である葛飾北斎。本作は、そんな北斎の弟子であり娘でもある“葛飾応為”を描いた物語です。
長澤は、数少ない女性の絵師として活躍する主人公《葛飾応為》を演じます。

ステージに登壇した長澤は、「本日は足を運んでいただき、ありがとうございます。皆さんが本当に映画館に来てくださっているということを感じられて嬉しいです」と笑顔で挨拶。
公開から約1週間が経ち、長澤のもとには感想文が送られてきているようで、「すごく映画を楽しんでくれているのが伝わります。『応為という人に興味が惹かれた』『応為をもっと知ってみたいと思うきっかけになった』という感想だったり、『親子の物語にとても感動した』というお声をいただきました」と周囲の反響を伝えました。

史実では謎多き人物とされる応為の“北斎死後の人生”について、長澤は「きっと幸せに暮らしていたでしょうし、自分のやりたいことを細々とやっていたんだろうと思います。どこにいてもスタンスは変わらず、同じことを一生懸命に続けていたんじゃないかなと、北斎がいなくても自分を見失う方じゃないと思います」と応為の生き様を想像し、「誰かに見てもらい知ってもらうことだけが幸せではないという価値観を持っていた方なので、描き続けることで満足を求めていたんだろうと思います」と想いを馳せました。

作品の公式SNSでは、北斎と応為の親子関係に注目した感想が多数寄せられているようで、「親から学ぶことって多いですよね。親子であるというだけで、教わろう教えようと思っていなくても、親の姿を見て教わることがあるのかなと思います」と作品の中で描かれた関係性に触れ、「その感覚が、皆さんご自身の親子関係に重なるんじゃないかなと思います」と語りました。
また、「生きるために自分にとって必要なことは?」という質問に対して、長澤は「“家族”という小さな世界の中で生きることが、これからの自分をつくる基になると思います」とした上で、「自分の世界の身の回りにある幸せに気づくことが大切だと感じました」とコメントしました。

そして、本作は自身にとってどんな作品かという質問には、「応為は北斎のことを尊敬していたし、一緒にいられることに幸せを感じていたと思います。私自身もそれを両親に感じているので、北斎と応為を見ていると家族のことを思い出し、小さな幸せに気付かせてもらえる映画になりました」としみじみと語りました。

最後に、「映画の中で描かれた親子の物語の日常を、是非皆さんの日常に取り入れていただけたら嬉しいです。映画館でしか味わうことができない時間があると思いますので、是非映画館で観ていただきたいです」とメッセージを送りつつ、「映画『おーい、海人!』、あっ違いますね(笑)『おーい、応為』を是非観にきてください!」と、この日不在の髙橋海人さんの名前を持ち出して、茶目っ気たっぷりにアピールしました。

映画『おーい、応為』は、絶賛公開中です。
是非劇場でご覧ください!

(2025/10/23)

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