9月9日に日生劇場にて開幕するミュージカル「Once」の囲み取材が行われ、本作に出演する斉藤由貴が、主演の京本大我さん、共演するsaraさん、鶴見辰吾さん、そして演出の稲葉賀恵さんと共に登壇しました。

2007年に公開され世界中で大ヒットを記録したアイルランド映画が原作の本作は、ダブリンという移民の街を舞台に、美しい音楽と共に丁寧に描かれた人生の物語です。
貧しいストリートミュージシャンのガイ(京本大我さん)は、失恋を機に音楽をやめることを考え最後の路上ライブをしていた時、彼の音楽に心惹かれたチェコ移民のガール(saraさん)と出会う。音楽によって互いに心を通わせていく2人の再生の物語です。
斉藤は、チェコ移民でガールの母親《バルシュカ》を演じます。

会見の場に登場した斉藤は、今回初共演となる主演の京本さんについて、「SixTONESのイメージが強くありましたが、帝国劇場の最後の日に、生の番組で歌っているところをテレビで拝見して、『この方は本当に、伝わる歌を歌う方なんだな』と思いました」と絶賛。また、「お上手なのはもちろんなんですけど、伝わる、心に届く距離をちゃんと持って歌う方だなと感じました」と感銘を受けたことを明かしました。
さらに、「歌だけではなくて、本当にギターが素晴らしいです。うちのマネージャーさんが、昨日の帰りの車の中で、『京本さんは本当にギターがすごいね』って言っていました。伝える暇がなかったので、今言いました（笑）」と笑顔を見せていました。

本作の稽古は2か月前からスタートしたようで、「今の時代、それだけお稽古に時間を掛けられるのはとても贅沢なことだと思うんです。それだけ、高みを目指そうという製作陣の本気を見た気がします」とコメント。
稽古を重ねた作品の出来については、「ものすごく素晴らしい作品だと断言できます。稲葉さんの演出も素晴らしいですし、京本さんのギターと声、saraちゃんの声で、観終わった後に言葉にならないような、何かに圧倒されるような作品になっていると感じています」とアピールし、自信を覗かせました。

是非劇場でご覧ください！

＜公演概要＞
2025年9月9日（火）～28日（日）／日生劇場
2025年10月4日（土）・5日（日）／御園座
2025年10月11日（土）～14日（火）／梅田芸術劇場 メインホール
2025年10月20日（月）～26日（日）／博多座

（2025/9/9）