山戸穂乃葉・生田智子 ミュージカル「魔女の宅急便」初日前会見に登壇!
6月19日より新国立劇場 中劇場にて東京公演が開幕するミュージカル「魔女の宅急便」の初日前会見が行われ、本作で主演を務める山戸穂乃葉と出演する生田智子が、黒田光輝さん、神田恭兵さん、藤原一裕さん、白羽ゆりさんと共に登壇しました。
児童文学作家・角野栄子さんが執筆した児童書「魔女の宅急便」を原作とする本作は、13歳になった魔女の少女・キキが、相棒である黒猫・ジジとともに、古くから伝わる習わしにのっとり、見知らぬ街で生活し、街の人との交流を通じて成長していく物語です。
昨年公演に続き、山戸は主人公《キキ》を、生田はキキの母《コキリ》を演じます。
5度目の上演でカンパニー初となる海外公演が実現。「マカオ芸術祭」(マカオ政府観光局主催)にて 5月16日から3日間で全4公演が上演され、全公演がソールドアウトし、スタンディングオベーションが巻き起こる程の大盛況で幕を閉じた本作が、満を持して東京公演をスタートさせます。
山戸にとっては2度目となるキキ役を演じるにあたり、「キキという役は新鮮な気持ちを忘れてはいけないので、台詞の喋り方が固まってしまわないように、改めていろいろな言い方を試してみようとおソノさん(白羽さん)と話していました。初心を忘れずに東京公演を迎えたいです」と、新たな気持ちで挑む覚悟を語りました。
一方で、昨年公演から成長をした部分として、「パン屋さんのシーンであればお店ごっこをしたり、箒で飛んだ後の場面であれば舞台袖でジジと一緒に箒に乗ってから表に出たりと、舞台裏でのお芝居も意識するようになりました」と役との向き合い方にも変化が出てきたことを明かしました。
そして、4度目となるコキリ役、2年連続で山戸が演じるキキと親子を演じることになった生田は、山戸について「ものすごく成長していますよ」と太鼓判を押しました。「去年も可愛らしくキキを演じていましたけど、今年はその何倍もキキの気持ちを上手に演じてくれています」と温かい母の目線で語りつつ、「稽古の中で、私がちょっと違うことをやっても、すぐにちゃんと返してくれて、それが面白いなと思っています。毎回新鮮なので、早く皆さんにも観ていただきたいです」と母娘の掛け合いについてもアピールしました。
また、自身にとって初の海外公演となったマカオ公演について、山戸は「演出の方には、『海外の方は日本語が伝わらないから、大きく手ぶり身振りをしてみよう』と言われました。伝わらないから頑張ろうという気持ちで自然に動くことができて、逆にやりやすかったように思います」と手ごたえを感じた様子でした。現地ではみんなで観光にも繰り出したようで、「マカオはコリコの街みたいでカラフルで可愛かったです。踊りたくなるような楽しい街でした!」と笑顔を見せていました。
ミュージカル「魔女の宅急便」は、6月29日まで新国立劇場 中劇場にて上演中です。
是非ご注目ください!
【公演概要】
2025年6月19日(木)~6月29日(日)/新国立劇場 中劇場
(2025/6/19)