長澤まさみ 映画『ドールハウス』初日舞台挨拶に登壇!
全国公開中の映画『ドールハウス』の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ日比谷にて行われ、本作で主演を務める長澤まさみが、共演する瀬戸康史さん、池村碧彩さん、風吹ジュンさん、そしてメガホンを取った矢口史靖監督と共に登壇しました。
長澤が脚本の面白さに出演を熱望したという本作は、謎の人形・アヤに翻弄されながらも、その秘密に迫っていく、110分間のノンストップ“ドールミステリー”です。
ポルト国際映画祭、香港国際映画祭、ウディネ・ファーイースト映画祭など海外の映画祭での絶賛を受け、既に20以上の国・地域での上映が決定しています。
この日は、瀬戸さん、池村さん、風吹さん、矢口監督が舞台上に並んだあと、ベビーカーに人形のアヤちゃんを乗せて客席から登場した長澤。「本日初日ということで、数ある映画の中から『ドールハウス』を選んでくださり、ありがとうございます。楽しんでいただけましたか?」と観客に呼びかけ、会場から大きな拍手をもらうと笑みを見せながら、「ワクワク、ゾクゾクが日本中に広まるといいなと思っています」と挨拶しました。一緒に登壇したアヤちゃんについて、長澤が「今日は髪のツヤがいいんですよ!」と愛おしそうに話すと、瀬戸さんも「いつもより笑顔が多い!」と乗っかり、会場は笑いに包まれました。
長澤は“ゾクゾク”映画への出演は本作が初めてということで、「どんな風に撮影が進んでいくのか分からなくて、現場も怖いんじゃないかと想像しましたが、そこは淡々と撮影が進んでいきました」と話す一方、撮影ではアヤちゃんを相手に芝居することが多かったようで、「アヤちゃんが本当に喋っているような気持ちになりました。表情豊かで、お芝居を受け止めてくれるんです。伝わるものがあるんですね」とまさにゾクゾクするような撮影の様子を明かしました。
また、日常と非日常の境目については、「自分が選択した道のはずなのに、それが本当に正しいことなのか分からなくなっていく、無限ループの中にいるような感覚がありました」と語りました。
長澤と共演した印象について、娘・真衣を演じた池村さんは「まさみさんに最初に会った時、『とっても綺麗!』と思いました。監督のTシャツの色を当てるクイズなどを出し合ったりしました」と和やかなエピソードを披露。また、普段怖い映画は観ないという風吹さんは、「まさみさんは昔から存じ上げていて、すごく大好きだから、まさみさんがやるなら出演したいわと思いました」とコメント。現場での長澤について、「すごく集中していて、声を掛けられないくらい役に入っていました。常に宙を向いて何かを考えている様子でした」と明かされると、長澤は「アヤちゃんの仕業かも…」とニヤリとしていました。
アヤちゃんが家に来てから立て続けに不思議なことが起こる、という作品にちなみ、この日の舞台挨拶中には、子どもが走り回る音が聞こえたり、アヤちゃんの顔がスクリーンに映し出されるなど、不思議な現象が幾度となく起きるという演出がされ、長澤は最初は驚きながらも途中からは笑顔で楽しんでいました。
最後に、「『ドールハウス』をたくさんの方に、ドキドキ・ワクワク・ゾクゾクしながら観ていただきたいです。良い映画、楽しい映画を、皆さんと共有できたらと思っています」とメッセージを送り、締めくくりました。
映画『ドールハウス』は、全国公開中です。
是非劇場へお越しください!
(2025/6/14)