上白石萌音 ミュージカル「ナイツ・テイル -騎士物語」ARENA LIVE 製作発表に登壇!
2025年8月に上演となるミュージカル「ナイツ・テイル -騎士物語」ARENA LIVEの製作発表が都内会場にて行われ、本作に出演する上白石萌音が、共演する堂本光一さん、井上芳雄さん、音月桂さん、島田歌穂さん、宮川浩さん、大澄賢也さん、そして脚本・演出のジョン・ケアードさんと日本語脚本・歌詞を手掛ける今井麻緒子さんと共に登壇しました。
シェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」をジョン・ケアードさんがミュージカル化し、2018年に帝国劇場で世界初演を果たした「ナイツ・テイル -騎士物語」。大好評のうちに幕を閉じた本作は、2020年にコンサートバージョンとして上演、そして2021年には再演が実現しました。
それから4年ぶりにカンパニーが集結した今回は、東京を代表するARENAとして知られる「東京ガーデンシアター」を舞台に、毎公演6000名超のお客様を前にかつてないスケールで、ARENA LIVEという形式で繰り広げられます。
上白石萌音は、初演から演じる《牢番の娘》役で出演します。
ステージに登壇した上白石は、「初演がもう7年前で、その頃私はまだ成人したばかりでした。右も左も分からないところから、偉大な先輩方の背中を追って、なんとか1公演ずつ重ねてまいりました」と感慨深く振り返りながら、「公演がない期間も、気付いたら歌を口ずさんでしまうくらい自分の一部ですし、再演やコンサートを重ねる中で役に出会い直し、奥深さや難しさを感じて、いつも初心に帰るような気持ちです」と自身にとって大切な作品であることを伝えました。さらに、「初演の時は、芳雄さんと親子のようだと言われていましたが(笑)、ちゃんと恋人に見えるように頑張って大人になりたいと思います」と笑顔を見せていました。
また、本作の魅力を聞かれると、上白石は「キャラクターがそれぞれ愛情を注いで作られていて、どのキャラクターもとても魅力的なんです。いろんな身分の、いろんな境遇の人たちが出てきますが、一見出会わなそうな人たちが、いろんな縁から巡り合っていく展開に、物語の面白さがあるなと思っています」とアピールしつつ、「今回も自分のキャラクターを掘り下げて、そこからいろんな方たちを見て、いろんな感情を発見したいと思います」と期待を寄せていました。
今回は6000名の観客に向けて届けるARENA LIVEというスタイルで展開されるということで、「リハーサルはこれからですが、私は完全に演劇の稽古に入る気持ちでいます」と心持ちを明かし、「一番見づらくて遠いお客さんにしっかり届くようにやりなさいとジョンはいつも仰っているので、6000人のどなたも置いていくことがないように、しっかり隅々まで行き渡るような表現を探したいと思います」と思いを語りました。
そして、2020年のコンサートバージョンでは、当初は台本を読みながらお客さんに伝えていこうという演出スタイルが取られていたようで、堂本さんが「それなのに、萌音ちゃんが台本を持たずに喋ってるんですよ。それがきっかけで誰も台本を持たなくなって。お願いだから今回は…」と話すと、上白石は「それ私ですか?そんな先陣切らないですよ」と反論しつつ、最後は「なんか、ごめんなさい」と詫びて会場は笑いに包まれました。
ミュージカル「ナイツ・テイル -騎士物語」ARENA LIVEは、2025年8月、東京ガーデンシアターにて上演です。
是非お楽しみに!
<公演概要>
2025年8月2日(土)~10日(日)/東京ガーデンシアター