皇女・和宮役 遠野あすか出演舞台「天璋院篤姫」が明治座で開幕しました。
宮尾登美子・原作の「天璋院篤姫」の舞台化で、西川信廣の演出。幕末、薩摩藩島津家から徳川将軍家に嫁いだ篤姫の波乱の生涯を描いたものです。
数々の豪華な内掛けに代表されるような絢爛たる大奥の中で、女ゆえにも、権力の渦巻く男たちの政治の世界に、巻き込まれてゆく篤姫の波乱の生涯が描かれます。そして、遠野あすかが公武合体で、幕府にとついで来た皇女・和宮をたおやかに演じきります。生まれ育った世界が違うため、確執する二人だったが、やがて心をひとつにしてゆきます。それは、全てを犠牲にして、徳川家を支えた二人の女に、共通する何かを見つけたからでしょう。
そして、島津薩摩藩、朝廷と自らが育ったところが、自らが守り続けようと思った幕府徳川家を逆賊として滅ぼそうとしている因果。この宿命が二人をよりひきつけ、観客の琴線に触れてゆきます。
2月24日までの上演です。お見逃しなく。

関連リンク:明治座 天璋院篤姫 ホームページ
